X線CT装置このページを印刷する - X線CT装置

CT装置は2台ありますが、320列マルチスライスCTは、瞬時に細かく320断面(スライス)が同時に短時間で撮影できるCTです。撮影時間の大幅な短縮が可能です。さらに被ばく線量は低減され、精度の高い画像描写が可能となりました。
また、立体表示やあらゆる断面の画像を得ることが可能となり、非常に診断能が向上しました。
従来は心拍動により描出が難しかった、心臓の血管(冠動脈)の正確な診断が可能です。

 

CT検査で診断に有効な症例

  • 頭部 : くも膜下出血・脳出血脳梗塞・脳動脈瘤・頭部外傷(骨折) など
  • 胸部 : 肺がん・肺炎・気管支・肺気腫 など
  • 腹部 : 胃・大腸・肝臓・胆のう・すい臓のがんや炎症・尿管結石・子宮筋腫 など
  • 心臓 : 急性循環不全・虚血性心疾患・狭心症・心不全 など
  • 血管 : 腹部動脈瘤・胸部動脈瘤・閉塞性動脈硬化症 など
  • : X線写真ではわからない骨折・手術前の評価・偽関節の診断 など
その他、多くの疾病の診断に有効とされています。