本校では講義場所での距離確保、食事場所の仕切りや消毒、適宜放送を入れて換気などを行い感染拡大防止に努めていますが、その意味を再確認したようでした。

看護過程の展開(看護援助を行う上で展開される疾患やその人自身をとらえアセスメントして必要な援助を導き実施、評価する考え方)について具体的事例を挙げて、そのプロセスをまとめ発表しました。実際に病棟で12日間看護過程の展開を行った2年生のまとめた内容は具体的に場面が想定できて必要な看護をどのように導き出すのかわかるものでした。
看護過程の展開を5つの項目でまとめました。1)情報収集、2)情報の分析と統合・問題の明確化、3)看護計画、実施、4)評価、5)今後の取り組みと課題です。病棟実習では、看護教員や病棟看護師などの指導を受け持ち患者に関わらしていただいています。学生は本当に親身に患者やご家族のことを思い関わっているのだと再実感しました。また、学生が自身の課題を見つけ成長に繋げられることは受け持たせていただいた患者やご家族の方々に育てていただいていることだとも実感しました。
この時期にケースをまとめます。ケースは実際に受け持たせていただいた事例から自分の行った看護にどのような意味があったのか、課題があったのかを文献で意味づけするものです。あと半年、看護師国家試験合格後には看護師として臨床で患者やご家族と関わらせていただきます。3年生の発表したケースは「看護」を明文化しており、1年生や2年生にとっては「すごい!」の一言だったようです。患者への関わりを疾患やその人の生活すべてを含めてアセスメントして、その人自身に向き合い、時には理論や社会資源などを用いて患者に適切に関わる、そのような看護を伝えてくれたものでした。