学校ブログ : 2022年7月22日

令和4年7月21日（木）にテーマ『災害時における岩国地区消防組合と岩国地区の医療機関の連携』で特別講演を開催致しました。

 消防も医療も、災害現場では人命を救助し救命するという共通の目的を担っています。災害現場において消防と医療機関が密に連携することで、被災者の救助や救命が迅速かつ適切に対応できると考え、「岩国地区消防組合消防本部　消防長　消防正監　冨岡英文先生」と「岩国地区消防組合　警防課　警防係長　消防司令補　塩田修久先生」にご講演頂きました。
 今回の特別講演では、「いつ起こるかわからない」災害であるからこそ、岩国市で災害が起きた時に岩国地区消防組合と岩国地区の医療機関がよりよい連携を行うために、岩国地区消防組合の役割を理解し、万が一災害にあった場合、どのような行動をとればいいのか、災害から身を守る術を知り、防災について考える時間としました。

 講演では、実際の消防や救命の様子を動画で見ながら説明していただき、その後の医療への連携をどうしたのかなど看護学生にわかりやすい内容でお話しいただきました。また、災害アプリなどスマートフォンを使いながら実際に使用したり、学生も楽しみながら講演を聴講しました。今まで知らなかった消防の組織体制など知ることができて、これから医療職として活躍する看護学生にとって良い刺激になったと思います。