院長ごあいさつこのページを印刷する - 院長ごあいさつ

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当院は救命救急センターを持つ医療機関として山口県東部の医療圏における高度急性期医療を担うとともに、地域周産期母子医療センターとして市民の方々が安心して暮らし出産や子育てができる環境を地域医療機関や行政と連携しながら支えてまいりました。認可病床数484、職員数約1250名(業務委託含む)で、内視鏡センター、循環器センター、脊椎脊髄センターを設置して、大学病院に準ずる高度な医療を提供し、がんゲノム医療連携病院の指定も受けて遺伝子検査に基づく個別化された薬物療法にも取り組んでいます。また、岩国市の3分の2を占めるへき地医療を支えることも重要な使命です。
 
さて、4年間以上続いた新型コロナウイルス感染症への特別な医療提供体制も、本年(令和6年)3月をもって終了し、やっとコロナ禍前の日常が戻ってきました。一方で、少子超高齢化の問題、罰則も設けられた働き方改革など、医療を取り巻く環境は急激かつ大きく変化しており、明るい地域の未来のためには医療機関も絶えず進化することが求められています。
そこで、これまで以上に安全で体にやさしい医療を提供することを目指して、当院は今年度、放射線治療機器、3D画像解析システム、ロボット支援手術機器など、新規医療機器の導入や最新型への更新を行う予定です。さらに、臨床研究、次世代を担う医療人の育成や、公開市民講座による情報提供も強化してまいります。
 
患者中心の医療を目指して「地域の皆様から愛され、信頼される病院」を基本理念として掲げ、職員一同、魅力ある街づくりに貢献できるよう努めてまいりますので、引き続きご支援のほどお願い申し上げます。
 
院長  田中屋 宏爾
2024年4月