院内迅速対応チーム(Rapid Response Team:RRT)このページを印刷する - 院内迅速対応チーム(Rapid Response Team:RRT)

当院では2023年より院内迅速対応システム(Rapid Response System:RRS)という「患者に対する有害事象を軽減することを目的とし、迅速な対応を要するバイタルサインの重大な増悪を含む急激な病態変化を覚知して対応するために策定された介入手段(病院全体のシステム)」を導入するため、院内迅速対応チーム(Rapid Response Team :RRT)を結成しました。

RRTは、血圧低下、頻脈、頻呼吸、意識変容やスタッフによる重症化の懸念がある患者に対応するチームで、当院では救急科医師や救急集中治療関連の資格を持つ看護師を中心に活動中です。
スタッフよりの「急変の予兆がある患者(様子が変、新たな意識レベルの低下、呼吸の異常、循環の異常)がいる」という要請に基づいて、RRTは要請部署へ出動し、早期対応を行うことで、患者の急変を未然に防いでおります。

院内に設置されたRRS小委員会にて、RRTの活動の評価・検証、運用の検討、研修、院内周知を行い、RRSの質の向上に努めております。