手術部このページを印刷する - 手術部

手術部は病院4階の南側に位置しており、キズナスタジアムに向き合う格好となっております。

1.手術室の運用方針

全ての手術が安全に遂行できる事を心掛けております。癌診療拠点病院として悪性腫瘍の専門的手術を行っております。また山口県東部から広島県西部に至る医療圏の患者様を対象とした3次救急の受け皿として、可能な限り多くの外傷や緊急症例にも対応しております。

 

2.手術室の概要

手術室は10部屋で全室HEPAフィルターを設置しておりますが、バイオクリーンルームは3部屋でルーム1・2はクラス100、ルーム3はクラス1000となっており、ルーム4以下はクラス10000となっております。なお、ルーム9は陰圧室となっており、感染症の手術を行う事が可能で、COVID流行時には活躍致しました。今後も未知の感染症での使用が予想されます。
 

ルーム1は2013年の移転以来他に先駆けてハイブリット手術室を設置し、大動脈ステント留置術等高度な心臓血管外科手術に対応して参りました。

10部屋は横に並んでおり、実に85mに及びますが、各部屋には窓があります。窓が必要かという意見もありますが、外の風景を見る事も可能で、心が和むこともあります。夜間など部屋の灯が見えて外から手術をしている部屋を把握する事も可能です。
(写真:ルーム2とルーム9で手術中)

またロボット手術にも積極的に取り組んでおり、2024年には2世代目のDa Vinci Xiとなり、泌尿器科・外科・胸部外科で手術を行っております。

毎年、危機的出血に対するシミュレーションも各科で施行しており、今年はDa Vinciでのロボット手術の際の緊急開腹を想定したシミュレーションを泌尿器科で施行しました。

手術件数の推移を示します。2024年は念願の4000件を超えましたが、2025年は3939件と4000件に及びませんでした。これは2023年の3965件よりも減少しておりますが、麻酔医の減少や透視室の改装による検査数の減少が影響したものと思われます。

麻酔科は常勤5名および外部支援です。4月から1名待望の赴任があったのと1名時短での復帰が見込まれ、大いに期待しております。また、看護師は2025年4月より師長・副師長を含めて28名となり日々の業務を行っております。このところ毎年新人が入って活気にあふれております。さらにMEさんも新しい人が入り、増減はゼロでありましたが、枠的にはまだ足りない状況で頑張ってもらってます。

 

3.手術室の役割

地域の医療を支えるための高度な手術を提供する事を役割と考えております。また技術面だけではなく、手術を受ける患者さんの精神的な支えとなる事も大きな目標としております。
当院で手術を受けて良かったと思って頂ける医療を提供する事が手術室の役割と思っております。