院長ごあいさつ(2022年度)このページを印刷する - 院長ごあいさつ(2022年度)

海軍病院時代から長年慣れ親しんだ黒磯の地を離れ、愛宕山の地に最先端の高度急性期医療に対応できる最新の設備を備えた病院として生まれ変わって9年が過ぎました。
この2年間はコロナ禍によって急性期医療とともに新型コロナウイルス感染の診療も2本立てで行っていたために、病院の機能が大きく制限され、皆様には多大なご迷惑をおかけしてまいりました。コロナ禍終息後には、速やかに元の機能に復帰し、ポストコロナのその先を見据えた診療体制の整備・充実を図らねばなりません。

現在の岩国医療センターは、病床数530床で32の診療科を標榜し、高度急性期医療を担う地域の中核病院です。岩国市を中心に広島県・島根県の一部、山間僻地、有人離島を含む半径40km、人口約40万人の医療圏において唯一の救命救急センターを有し、2・3次救急医療および災害医療の要として機能しています。 
人の寿命は延び続け、昨今「人生100年時代」という言葉を耳にしますが、生活習慣病のひとつでもある「がん」もいずれ克服されると考えられています。当院は地域がん診療連携拠点病院として、各種がん診療において地域の中心的な役割を担っており、山口県東部で唯一のがんゲノム医療連携病院でもあります。これからもがん診療に精力的に取り組み、平均寿命と健康寿命の差のない、「快適な人生100年時代」の到来を夢見ています。
当院にご入院の際は、患者さんに分かりやすく円滑な入退院と、快適な入院生活のために、入退院センターと地域連携室を連動させた総合入退院センター部を開設して、入院の時点から退院後の生活を見据えた支援を行っています。

今後も、当院の使命である高度急性期医療、救急医療体制のさらなる充実を図るとともに、未来の優れた医療人を育成する医療施設として整備いたします。そして、地域の皆様の幅広いニーズに応えられるよう、地域の医療機関と密に連携して地域に根差した地元完結型の医療を目指し、地元の皆様に愛され、信頼される病院であり続けるよう努めてまいります。
 
院長 青 雅一