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院長ごあいさつ

国立病院機構岩国医療センターは岩国市を中心とした人口約40万人の医療圏において唯一の高度急性期医療を担う地域の中核病院です。また、地域がん診療連携拠点病院として各種がん診療専門人材を育成し、さらには地域災害拠点病院の指定を受けています。
 
このような当院の役割を着実に果たし、さらには地域の皆さんからのご要望に的確に応えるためにこれまで様々な試みを行ってきました。診断精度と治療効果の向上を目的として、最新の高度医療機器を整備し、高齢化する医療ニーズに対応しています。また、地域がん診療連携拠点病院の機能を充実させるために緩和ケア病棟を開設し、全室個室の落ち着いた雰囲気の中で心暖まる緩和医療が行われています。さらに、昨年度からは総合入退院センターを整備させていただき、入院中は勿論、ご退院後の治療についても分かりやすい説明に努めて参りました。
 
医療スタッフの充実も私たちの永年の課題でした。常に医師や看護師さんの不足が唱えられる中、当院では医師が専念して医療に活躍できる環境を作ること、優れた看護スタッフが自ら望んで集う教育環境を作ることに集中してきました。その一環として、これまでも看護学生の定員の拡大と初期臨床研修医の獲得を行ってきました。若くて優秀な医療スタッフこそが地域活性化の源であると確信して、これからもさらに魅力ある医療環境、教育環境の整備を継続していく所存です。
 
さらに当院は県東部で唯一のがんゲノム医療連携病院でもあります。これは、全国どの地域においてもがんゲノム医療が受けられる体制を作ることを目的に整備された医療施設のことで、当院では患者さんごとに異なるがんの遺伝子を詳しく調べ、最適な薬や治療法を選ぶことが出来る医療体制も提供させていただいています。
 
当院の基本理念は、「私たちは、地域の皆様から愛され、信頼される病院であり続けるよう努めます。」であり、地域の医療機関や福祉・介護施設との連携をより強力なものにして、幅広い医療ニーズに応えられる医療提供体制を築き、さらに当院の使命である高度医療、救急医療体制を充実させることで安心して暮らせる地域づくりに努めてまいりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。

院長 谷本 光音